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KISSAR
KISSAR(キサー)という楽器をご存じですか?
撥弦楽器(弦を弾いて音を出す楽器)の存在が確認されているのは、メソポタミア文明期
(紀元前2500年頃の石面彫刻遺物に弦楽器を弾く人が確認される。)
世界最古の文明と言われた時代から既にギターの原型のような物が有ったようです。
農業・太陰暦(月の満ち欠けを基準にした)七曜・六十進記数法・楔形文字・ハンムラビ法典(最古の法典)などと一緒に
弦楽器の歴史は始まっていたのです。
KISSARという楽器が出来上がったのは、もう少し後の中央アフリカ。
メソポタミア文明からどのように伝わったのかは定かではありませんが、
ボディはひょうたん・亀・貝・又は人間の頭蓋骨などを使って音を鳴らしたそうです。
ボディにガゼールという動物の角をひっつけて弦を張ったようです。
弦は恐らく木のツルか、動物の腸などを乾燥させた物ではなかったのでしょうか?
ひょうたんや亀などは解る気がします。
フォルクローレなどではアルマジロを使ってチャランゴなどを作るのですから、同じような考え方でしょう。
ただ人間の頭蓋骨というのは一寸気色が悪い。
勿論現在では作る事も出来ません。頭蓋骨が手に入らない。一個だけ心当たりはあるのですが、今僕が使っていますから無理です。
仮に作ったとしても嫌。そんな楽器ケースに入れておいても、夜中に勝手に鳴り出しそう。ツアーに出掛けて同じ部屋で寝るのは怖い。
同時期にリラという名前のハープがあり、同じような仕組みです。、こちらは装飾も綺麗で僕の性にも合っています。
KISSARと言う呼び名が後に、Guitarに変化したとも言われています。
そして、丸い物(ひょうたんなど)に皮を張って竹(BAMBOO)のネックを付けたモノが出現。
BAMBOOが訛ってBANJOになったとも言われています。
勿論、GuitarもBanjoも途中で形状は大きく変わっていますが、
4500年も前から楽器を創ってかき鳴らしていた人間の偉大さに感動を覚えてしまいます。
では初公開、これが弦楽器の元祖KISSARです。
気の弱い方は決して見ないでください。
現在この楽器はメトロポリタン美術館に保存されているそうです。
