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Banjoのひとりごと49 Banjoのひとりごと50へ |
あ〜ぁ
今年の四月から木曜日に限って規則正しい朝を迎える。
毎日起きる時間が良い加減なのではなく、同じように起きても規則正しく思うのだ。
FM845で久しぶりのパーソナリティ。木曜日は決まった時間に家を出なくてはならない。
局までの行き方には3通りほどの方法がある。
車で最寄りの駅からJR、近鉄に乗り換えていく方法。京都まで車で出かけて京阪で行く方法。
もう一つは全線車で行く方法だ。その3つの行き方を、とっかえひっかえしながら通っている。
理由は二つ。毎週同じ方法で行くのが嫌な事と、帰りに一杯飲む都合である。
勿論、帰りに飲んで帰ってくる時は、最寄りの駅まで娘に送ってもらう。
この方法は便利なのだがつい深酒をした時、駅まで迎えに来た娘の小言を聞かなくてはならないのが唯一の難点である。
飲む飲まないは別として、ほとんど電車を利用する様になってきた。余程曲でも書きたい時以外は、人間ウォッチング方が楽しいから。
又、ラジオで話すネタも見つけやすい。
何日か前の木曜日、京阪のK特急に乗った。僕は大概京阪に乗る時はこの電車の5両目に乗る。
この車両は2階建てであるから、何故かしら優越感がある。三条から、又は出町柳から丹波橋までのほんの10分ほどでも、
束の間の旅行気分を味わうことにしている。
電車が七条の駅に着いた。同時に改札口から30歳前後のサラリーマンがホームに駆け込んできた。
スーツを着てビジネスバッグを持っていたからきっとそうだと思う。
「良かったなぁ。あの人間に合わはった。」
と思った、がそのまま電車には乗らずに、サラリーマンは一目散に売店へ。漫画の本を物色している。
電車のドアが開いているので気が気ではないらしく慌てている様子。
「オイオイ、せっかく間に合うたのに何してるの?」
の僕の気持ちを無視しながら、ようやく一冊の本を手に取った。売店のおばちゃんも
「何とかこの電車に乗せてあげよう。」
と思ったのか、慌てておつりを差し出す。
サラリーマンは電車のドアに向かって走り・・・。敢え無く乗り遅れ。
漫画を握りしめたサラリーマンを残して、僕の乗った電車は丹波橋へと向かった。
その僅か2分ほどのシーンを見て僕は思った。
この駅から京阪に乗って終点まで行ってもたかだか30分か40分。
景色を見ていれば、また居眠りしていれば済む時間。漫画を辛抱する事は出来ないのですか?大人でしょう?
そりゃー15分もすれば次の特急は来るけれど、漫画のために一台見送られている会社は堪ったものではない。
人は待たせてなかったんでしょうね。乗り遅れた時、漫画を買っていた自分が情けなくなかったですか?
それとも笑い話のネタにして居酒屋で話すのですか?あ〜ぁ。嫌んなってきた。
そう思って周りを見ると漫画を読みふけっている大人の多い事、多い事。
少年誌と大人向き(こう呼んで良いのだろうか?)の差はあっても、漫画には違いない。
会社の帰りに、社章を付けたままで、しかも電車の中で大の大人がする行動だろうか?
他の国では見る事の出来ない光景だと思う。あんまりにも品格が無さ過ぎませんか?
お家にかえってこのお父さんは家族や子供にどんな接し方をしているのでしょう?
それとも、日々の勤めを無事こなしさえすれば、お給料さえちゃんと持って帰れば、後は何をしててもよい。なのでしょうか?
ひょっとしたらこの人たちは、物凄く専門的な技術やノウハウを持って居はるのかも知れません。
教育は十分に受けてきて居られるように見受けられます。けど、残念ながら教養の欠片も見受けられません。悲しいなぁ。
(読んで居られる漫画を出版された会社の方、印刷された会社の方、漫画を書かれた方、作家、その他、
その本に仕事で関わって居られる方で、確認、もしくは検品をして居られた方には心からお詫び致します。)
これから、この国を支えていってくれる人たちのお父さんがこんな事では。
電車は公共の交通機関です。色んな人が色んな事を考えながら乗っているのです。
自分の世界だけに閉じこもらず、たまには周りを見渡してみましょう。ほら、視線が冷たいでしょ。
教養とは恥ずかしいと言う事をどれだけ知っているかと言う事だと思うのですが・・・。
