謙さんのNASHVILLE紀行18 

 

 

マンドリンアンサンブルのポスター流石印刷の町です。


運動不足解消の為にスタジオ前を大爆走(暇か?)
BOBがくれたBORN未だ上手く出来ない。

今日も朝から楽ちんMIXです。2時間程待っては
音を聴いてOK!を出す。そんな作業の繰り返し。
でもいい音がどんどん出来上がって行くのは
何時聴いていても楽しいもんです。「成る程こんな
風になるか〜。」と感心することしきり。ところが
録音したヴォーカルに一寸不味いところを発見!
「BRENTちょっと待って!ここんとこの唄音が
外れてる!」「何処何処?あぁここね。よいしょっ
と。」「あれ〜?直ってる。」それはまるで
マジックです。コンピューターで音程を上げ下げ
するのでは無くバックの音とのバランスを少し
変えただけで外れていたように思っていた音が
ピタッと合うのです。「これでどう?」
勿論、OKであります。こんな場面でも彼等は機械に
頼らないのです。BRENTの背中が急に頼もしく
見えます。今日のお昼はドラムのBOBからの電話で
近所のオープンカフェみたいなお店に行く事に
しました。勿論僕はBRENTの車に乗って。BOBが
よく来るお店みたいです。その理由はすぐにわかり
ました。恐らくこのツアー中に見た女性の中で3本
の指に入ろうかと言う程美人のウェートレスさんと
BOBは仲良く話していました。その3人とはこの
ウェ−トレスさんと、文房具屋の店員さん、そして
BRENTの奥さんです。3人ともブロンドでは
無かったのですが色白で(当たり前か)小柄で
とてもチャーミングでした。お土産に一つどうぞと
言ってくれへんかなぁ〜。
等と思いながらアルファルファがいっぱい
入ったパストラミビーフとチーズと野菜のサンドと
ひとりでは食べきれない程のマリネステーキをほう
ばる僕と宮崎でした。
(詳しくはここをClickしてください。)
BOBはポケットから「この間貰った鈴のお礼。」と
ボ−ン(牛の骨で作ったパーカッション)を僕に
くれました。理由はスタジオで興味深く見ていた
からだそうです。BOBありがとう。午後の予定を
済ませBUTCHI BALDASSARIの学校へ
mandolin orchestra のコンサートを見に行き
ました。とても綺麗な音楽学校の中には小さな
ホール(僕らからすれば立派なホール)があり
ゆったりとした気分でバッハからビートルズ・
ビルモンローまで素晴らしいアレンジで聴く事が
出来ました。とても素敵な時間でした。横にいるの
が宮崎で無かったらもっと良かったのに。
お昼の御飯が多かったせいか僕達二人は夜になって
も空腹には成りません。コンサートから帰りに
食品スーパーに立ち寄ってサンドイッチの材料を
買う事にしました。パンとバターとマヨネーズと
野菜とハム。この国では2人分くらいの少量を買う
のは至難の技です。なんとか探し当てて「飲み物は
Beerにしょうか?」とショウケースまで行きまし
た。バドワイザーに$2.99とシールがはってあり
ます。「これこれ!」と6本入りのラックを下げて
レジへ「$2.99×6本で$20あったら足りるか
な。」と札を出したら店員さんが沢山お釣りをくれ
ました。「あの〜?間違うてませんかぁ〜。」
すると「もうちょっと安いBeerだったら隣の
ショウケースにあるよ!」なんとバドワイザーは
6本で$2.99(僅か400円足らず)で買える
のです。シカモもっと安いBeerまで存在している
のです!この時とブルーチーズの値段を見た時は
正直、日本へ帰りたく無かった。日本は食品の
物価が高すぎる。とぼやきながらホテルで仲良く
サンドイッチを食べました。残念なのは2人で
2本しかBeerが飲めない事です。
僕は今だボケてます。

 

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